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前回の記事「さざなみ」の如く ~密やかな交流~に対する、加藤 鉱からのコメントです。
私は大公報の、「アメリカがこうした日中軍事交流を快く思っていないのではないか」との指摘は正鵠を射ていると思います。四川大地震、北京五輪という中国側の事情があるにしても、アメリカと同盟を結ぶ日本は原則、中国との軍事交流はことさら控えるべきでしょう。
救援がメインならば、「淡々」と交流して、さっさと帰ってくればいいのです。日本の救援隊や医療チームの活躍があれほど現地で感謝されたのに、新華社が「日本人は我々が今感じているほど素晴らしいとは限らない。我々は歴史を忘れてはならない」とぶち壊したことをゆめゆめ忘れてはなりません。そういう国なのです。
だから、日中雪解けの二度とないチャンス到来などと勘違いしてはならないし、もしも日本側の政治主導のムードづくりであれば、これはなにかの利権が絡んでいるのかもしれません。
とにかく、アメリカが快く思っていないのは確かでしょう。同盟を結ぶ日本が調子に乗って、パンツの中まで見せやしないかと懸念しているのです。でも、日米同盟でどちらが恩恵を受けているかをわかっている日本は、そこまで愚かではないはず。だから、顔色を窺いながら、ひっそりと中国へと向かったのではないでしょうか。
中国を見つめ続けるジャーナリストでありノンフィクション作家である、加藤鉱が取り上げる中国の現実。日頃、目にし耳にしている中国のメディアに対する違和感を浮き彫りにし、生身の中国をお伝えしていくブログ、それがChinaLOOPです。
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